流星の電波観測とは


流星は電波を反射します

FMラジオの周波数を、普段は聞くことができない遠くの放送局に合わせておくと、不思議なことに 時々、一瞬ですが放送が聞こえることがあります。
これは、放送局の電波が流星で反射してラジオに届いたからです。
流星は電波を反射します
いいかえれば、放送が聞こえた時、流星が流れたと知ることができ、放送が聞こえた回数を数えると、 流星が幾つ流れたかを知ることができます。

このことを利用して、流星の電波観測をします。

電波観測の種類

流星の電波観測の方法は、大きく分けて2種類あります。 私達が、流星の電波観測を行う場合、前方散乱を利用することになりますが、 その中でも、使う電波の種類(周波数)によって、いくつか種類があります。

電波観測の利点

流星の電波観測の利点は、なんといっても、昼夜、天候に左右されずに観測ができるということでしょう。
昼までも、雨が降っても(ヤリが降ったらどうなるかわかりませんが)、 流星がいくつ流れたか知ることができます。 しかも、パソコンを使えば、自動的に記録してくれるので、 人間は星を見ていても、寝ていても、また、昼寝をしていてもOKです。
しかし、記録は常にたまるので、その整理は人間がしないといけませんが(^_^;)。 記録はサボってても大丈夫ですが、整理はサボるとあとで大変なことになってしまいます。
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