受信機(無線機)


受信機(無線機)

アンテナでキャッチした電波を音に変換します。ラジオと同じですね。
観測に使う周波数にあわせて受信機を調達しましょう。
電波を出すわけではないので、免許は必要ありません。 (勉強になるので、できれば取得しておくことをお勧めします) また、受信専用のマルチバンドレシーバーなどでもOKです。

流星エコーを聞くだけであれば、アンテナと無線機が揃えばOKです。 是非とも実際に音を聞いてみて下さい。

FRO(FMラジオ放送を利用)
FMラジオ

HRO(50MHz帯のアマチュア無線を利用)
53.750MHzが受信できるアマチュア無線機またはレシーバーなど

MURO(京都大学超高層電波研究センターのMUレーダーの電波を利用)
46.500MHzが受信できるマルチバンドのレシーバーなど

今までに使ったことのある受信機

NRD-525

IC-706MK2 現在、西はりま天文台で使っている無線機です。
左:無線機(日本無線NRD-525)
右:パソコン
です。

無線機(NRD-525)の仕様は、日本無線の カタログ を御覧下さい。

IC-706MK2

IC-706MK2

以前、使っていた無線機です。写真は上から

無線機(icom IC-706MK2)
アンテナのオートチューナー(無くてもOK)
電源
です。

無線機(IC-706MK2)の仕様は、アイコムの カタログ を御覧下さい。

また、この無線機は受信周波数が変動する現象がみられました。詳しくは 「周波数変動の原因さがし」 をごらんください。
これは、無線機の個体差によるものだと思いますので、この製品がすべて周波数が変動するとは限りません。 また、オプションの高安定度基準発振水晶ユニット(CR-502)をつけると安定するとのことです。


前のページ 電波観測についての目次へ 次のページ

お問い合わせは:山本道成までどうぞ。