地面にずっと置かれていたせいで、お腹の毛が土でかたまって、お腹がまる見えの状態でした。 これでは上等の羽毛も役立たないので、お腹だけシャワーで洗ってやりました。 シャワーの後、ドライヤーで羽を乾かしてやると、すっかりきれいになりました。 |
背中(?) 鳴くことはなかったのですが、時々「スー、スー」と鼻息(?)を立てていたので、とりあえずスーちゃんと名付けました。 |
立ち上がろうとするようになりました。 しかし、ちゃんと立てずに羽を広げてぺちゃんと倒れてしまいます。
トンビをまじかで見るのは、スーちゃんが初めてですが、その大きさには驚きました。 |
すこし、元気がでてきたのか、辺りをきょろきょろ見回します。 「なんだ、こいつは。。。」 |
ナマケモノ? |
「ふんっ」 「ナマケモノなんかじゃないよ。トンビだよ!」 |
前の晩から鳥獣保護関係の連絡先を探してあったので、あちこちに電話をかけて、 最終的には近くの動物園へ連れていって保護してもらえることになりました。 取りに来た方にこれまでの状況と、寄生虫の存在を伝え、スーちゃんを托しました。
「虫がついていたので虫下しの薬を飲ませたが、餌を自分で食べなかったのでダメだった」とのこと。
自分で食べないからさし餌をして元気が出てきてたのに、それがちゃんと伝わっていなくて、残念でした。
ちいさな動物園では職員も少ないでしょうから、1羽につきっきりで世話をすることは無理なんでしょうね。
お問い合わせは:山本道成までどうぞ。