HROViewの環境設定
HROViewのメニューで、「設定」→「環境設定」を選択すると、
次のような設定ウィンドウが表示されます。
設定ウィンドウの下にある3つのボタンで設定を完了します。
それぞれのボタンは。
- 保存
設定内容を保存します。次回、HROViewを起動時にこの設定で起動します。
- キャンセル
設定作業をキャンセルします。
- 適用
一時的に設定します。設定内容は保存しません。
次回、HROViewを起動したときは、以前の設定で起動します。
- HROFFTファイルのあるディレクトリ
HROFFTの観測データ(画像ファイル)があるディレクトリ(フォルダ)をしていします。
直接ディレクトリ名を記入してもいいですし、
変更ボタンを押してディレクトリを選択することも可能です。
- 入力項目数
「Other Data を利用する」にチェックを付けると、エコーデータの入力項目を1つ増やせます。
例えば、ロングエコーを10秒以上のものと20秒以上のものの2種類をカウントしたい時などに
使って下さい。
- 観測時間
「欠測時間で入力する」にチェックを付けると、観測時間を欠測時間で入力する事ができます。
好みによって、入力しやすい方を選んで下さい。
欠測時間を選択した場合でも、hrodata.csvファイルには観測時間で出力されます。
- 拡大表示部のスケール
マウスポインタ周辺を拡大表示する、拡大表示部の2本の線の間隔を選択します。
HROViewのメインウィンドウで、マウスの右クリックで変更する事もできます。
- 表示範囲
HROViewのメインウィンドウの下にある、周波数部分表示部に表示する周波数帯を設定します。
HROFFTのf1、f2に合わせると良いでしょう。
- マークリスト
「起動時にファイルから読み込む」にチェックを付けると、
マークリストファイル(marklist.txt)を読み込みます。
集計を一旦中断し再開したときに、読み込んだリストの画像ファイルにマークが付けられます。
- pngファイルの再圧縮
HROFFTは観測を優先するため、pngの圧縮率を落してあります。
「自動的に再圧縮する」にチェックを付けると、HROViewで処理をするごとに最高の圧縮率で
pngファイルを再圧縮します。
しかし、その分、処理速度が遅くなります。
特に必要が無い限りは、ここにチェックを付ける必要は無いでしょう。
また、HROViewのメニュー「ファイル」→「全pngファイルの再圧」をすることで、
一度に全てのファイルを再圧縮することが可能です。
お問い合わせは:山本道成までどうぞ。