☆ちょっとメモ☆
※自分が調べたことの覚え書き的なページです。
見出しの通り、素人(私^^:)の推測や思い込みも書いています。

スズメの食餌について素人が思索してみた

野生のスズメの食餌のポイント(?)は旬の「活きたエサ」と、種類の多さ「多様性」だと思います。
植物系は地面に生えたままのモノを食べ、虫は躍り食い^^;そして豊富な種類。
季節を通してさまざまな植物や虫などの 「活きたエサ」を食べる事で必要な栄養素を摂取していると思われます。

特に羽がそろって飛び始めたヒナちゃんには、できるだけ野生のモノを与えてあげてください。
一人餌の訓練だけでも大変な時期ですが、外で得られるエサを一種類でも多く覚えさせておけば
リリース後の心配を減らすことになると思います。

長期保護の場合でも理想としては100%野生のスズメと同じモノを与えたいですが
何ヶ月も何年も野生の食餌を用意し続けるとなると現実的に難しい・・・。
なのでお店で売ってるモノで代用するわけですが、
ざっくり分けると↓のような感じになると思います。

野生お店で手に入るモノ
草の実
穀物
殻付きミックスシード、ボレー粉、青菜 和鳥用すり餌
ミルワーム(栄養改善が必要)
コオロギ

↑のモノに「活きの良さ」を補うために新鮮な青菜をプラスします。

「活きの良さ」って何?青菜で摂取できるのはビタミンでしょ??・・・と思われた方!

・・・その通りです(ーー;)

これについては私の個人的な推測で科学的根拠はまったくありませんorz
もちろん青菜は大事なビタミン源なんですが、 新鮮な食料で補えるのはビタミンだけではないようながしています。
「活きの良さ」を上手く説明できないのですが、「新鮮な青菜(食材)を与える」ことと「ビタミン剤を与える」ことは「ちょっと違う」ように思うのです。
なので、お店で売っている虫も缶詰や粉末になったモノより「生きた虫」がいいと思ってます。
「生きている」事が重要なのです。

シードを与える場合、カルシウムが不足しがちになるので、ボレー粉なども与えます。
コマツナや大根の葉が小鳥に勧められているのはカルシウムが豊富に含まれているからです。

毎日同じになりがちな食餌の多様性を補うため、小鳥用のビタミン剤もプラスします。


「ミックスシード、ビタミン剤、ボレー、栄養改善したミルワーム、青菜」で一通りの栄養は摂取できると思いますが
野生のスズメと同じ季節を生きる野草や虫などを用意することで、まだ知られていないスズメにとって重要な栄養がとれるかも知れませんし(繰り返しますがそんな気がしてるだけで、根拠はないですよ^^;)
なにより毎日の食餌に変化ができ、「食べる楽しみ」を作ってあげられるのではないかと思います。
スズメは人間と同じ雑食。人間だって同じ食事ばかりではつまらないですからね。
中には小ちゅんのように偏食の方もいらっしゃるかもですが・・^^;

☆あたえ方
↑の文章で「一通りの栄養は摂取できる」と書いたものの
実はスズメにはどんな栄養がどれだけ必要なのか厳密には知りません^^;
外から採集してくるゴハン、シード、ボレー、それぞれ別々の容器に入れてカゴに設置し
どれを食べるかはスズメさんに選ばせるのがいいと思います。
栄養の微調整はスズメさん自身にやってもらおうというワケです。

ただし好きに選ばせた結果、明らかに偏ってると(例えばミルワームしか食べていないとか)思われる場合は量を調節します。


ペレット

自分で選べないコに・・・

私の理想としては上記の「☆あたえ方」で書いたようにお店で手に入るエサと、外で採集したエサをそれぞれ別容器に用意して選んで食べてもらう
プチ・バイキングスタイルの食餌なのですが、
ちゅんたろうは体が不自由、小ちゅんは偏食・・・。
残念なことに2羽とも自分で選んで食べることができません。
(つまりここまで延々と書いてきたコトが実行できてないわけです。結局ー_ーlll)

なので「ペレット」と呼ばれるエサを使っています。
「ペレット」とは簡単にいうと飼い鳥用のドッグフードみたいなもので
私的には「ペレット=ミックスシード+ボレー粉+ビタミン剤」と考えてます。
(ちゅんちゅんズに与えているのは"コレひとつでO.K"という謳い文句のモノですが
種類によっては"+塩土ボレー・青菜が必要"な、あくまでシードの代替え品もあります。)

ただし、ペレットが便利な完全栄養食であったとしても、
(本当に完全栄養食かどうかはおいときます・・
たとえ飼い鳥にはそうであっても、スズメにとってそうとは?ですから^^;)
保存には殻付きシードより注意が必要だと思います。

例えば私が使っているペレットは一袋で600g。
一度開封すれば小鳥一羽なら、かなり贅沢な使い方をしても使い切るのに1ヶ月以上はかかります。
ポテチやおせんべいなど、自分が食べるもので考えてみれば、
一度開封したモノを一ヶ月以上も品質を保つためには、
けっこうな手間や工夫が必要だったりします。
(もちろん殻付きシードだって古くなれば劣化しますが、もともと一粒一粒、自然の皮でパッケージされてるようなものですから、ペレットほど気を使う必要はないと思います。)

私はペレットを一週間分をアルミの密閉容器に小分け、さらに一日分をそこから小分けして使うなど、
できるだけ空気にふれる時間が少なくなるようにし、夏は冷蔵庫も利用します。
カビや変色がなくても、開封から時間が経てば経つほど雑菌が増えたり、
油分の酸化など、目に見えない劣化が進んでいる可能性が高くなりますから
開封からの日数はもちろんですが、私は開封したてのペレットの匂いも覚えておいて、
匂いの変化も交換の目安にしています。



☆小ちゅんの場合
カゴにペレットと青菜を設置。
夜にミックスシードを少し。
春夏は虫や野草を食べる訓練^^;

小ちゅんのペレットetc


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