聞きかじりの知識で、実際どのくらい違いがあるのかは知らないのですが、作物を育てる時は
あまりきれいに雑草を抜いてしまわない方がいいそうです。雑草がなくなるという事は、害虫の餌
となる植物が
作物だけになってしまう上、害虫の天敵の住み家がなくなってしまうという事なので、作物が育つように
とせっかく手間をかけても虫の害を増やしてしまう可能性があるのです。では、もっと手間をかけて
雑草も害虫も徹底的に除去すれば良いのでは!と考えてしまいますよね?(^^)しかし今度は土に
問題が起こるそうなのです。限られた種類の植物ばかリ育てた土はどんどん痩せてしまうのだそうで
す。なんだか逆のような気がしますが、土というのはたくさんの種類の植物を育てる事によって
栄養豊富な(肥えた)土に育つそうです。偏ったモノとだけ付き合ってると貧弱になってしまうなんて、
なんだか人間と共通してますね(^_^;)
作物の生長を妨げる雑草(例えば背が高くて作物への
日当たりを悪くする等)は根元から少しだけ残して刈り取ります。刈った草はそのまま根元に寝かせ
ておきます。残った雑草は土が乾燥するのを防いでもくれるのです。