HROFFTの画像ファイルのフォーマットがGIFになっていませんか?
(ファイル名が〜.gifとなっていませんか?)
HROFFTのバージョン0.60より古いものは、GIFフォーマットで画像を出力する様になっています。
HROViewが利用できるフォーマットはHROFFTのバージョン0.60以降が出力する、
PNGフォーマットのみですので、最新のHROFFTを使ってください。
また、GIFフォーマットのファイルをPNGフォーマットに変換することで、
HROViewで利用することもできます。
MS-DOSを使ったことの無い人にはちょっと難しいようですね。 色々な方法がありますが、ちょっと手間ですが、確実な方法を紹介します。
●想定している環境
HROFFTの画像ファイルがあるフォルダーが d:\HRODATA\ ( d:ドライブの HRODATA フォルダー)の場合。
# 以下、d: と HRODATA は皆さんのところにあわせて読みかえてください。
●作業
注意:マウスでつまんで、d:\HRODATA\フォルダーに落したとき、 コピーではなくショートカットが作成される場合があります。 そのときは、マウスの右ボタンでつまんで、d:\HRODATA\に落すとでてくる メニューでコピーを選んでください。
「スタートメニュー」→「アプリケーション」→「MS-DOSプロンプト」を実行します。 MS-DOSプロンプトという、黒い窓が表示されます。
d:<リターン>
cd \HRODATA <リターン>
gif2png *.gif <リターン>
「PageDown」&「PageUP」キーを使ってください。
作業を再開するとき、最初に「PageDown」キーを押せば、すぐに続きから始めることができます。
詳しく説明しますと。
途中で計数を中断した場合、終了するときに、データを保存するかどうか確認して来ます。
そのとき、必ず、保存してください。
計数を再開するとき、HROViewを起動すると、さきほど保存したデータファイルが存在するので、
読み込むかどうか聞いて来ます。このとき、必ず読み込んでください。
HROViewが起動したら、エコー数等のデータはが入っているものと、
入っていないものとが存在すると思いますが、何も考えずに
「PageDown」キーを押すと、エコーデータが入力されていないところ、
いわゆる前回の続きの所が表示されます。
また、途中、入力をし忘れているところがあっても、「PageUP」「PageDown」キーをおすことで、 入力されていないところを捜すことができます。
確認のため、全ての計数が終ったら、「PageUP」「PageDown」キーを押して
入力洩れが無いかチェックすることをお勧めします。
参考:操作キーの説明
例えば、ディレクトリにMI01010000.png〜MI01012350.png の1日分のデータ(画像ファイル)が
あったとします。これをHROViewで、処理したところ、最後のMI01012350.pngのデータだけが
hrodata.csvファイルに保存されていない事があります。
これは、Version 1.00より古いものに含まれているバグです。
最新の HROView にバージョンアップしてください。
「年」の設定は、メニューの「設定」->「環境設定」の中で行うことができます。
特に年が変わったときは、設定を変更することをお忘れなく。
また、気が付かずに間違った年で集計してしまった場合、 そのデータを読み込んでから、「環境設定」で正しい年を設定し、 再度、hrodata.csvファイルを保存すれば、 年だけを、変更することができますので、もう一度集計しなおす必要はありません。
バージョン2.03以降は画像ファイルからまたは現在の日付から取得するため、 観測年を設定する必要はなくなりました。
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