薄い色で下描きします。使う色を段々濃くしてイメージを固めていきます。
この段階でのレイヤー(上から)
1枚目 下描き
2枚目 背景(白)
上からもう一枚レイヤーを重ねて線画の本描きをします。
線画のレイヤーは「乗算」がお勧めです。何もしなければ「通常」の設定になってますが、
「乗算」「覆い焼き」「焼き込み」・・・色々あります。
どんな効果があるのかいろいろ試してみてください。おもしろいですよ(^^)
レイヤーの効果については「ピクシア」のページで少し紹介しています。
この段階でのレイヤー(上から)
1枚目 線画
2枚目 下描き
3枚目 背景(白)
都合により、ここから線画が変わります^^;
下描きのレイヤーを削除します。
線画のレイヤーの下に新しいレイヤーを作り、色塗りしていきます。
背景の色を対照色にしておくと塗り残しを防げます。
肌、髪、服などパーツごとにレイヤーを作って塗っていきます。
下塗り完成
背景の色は白に戻しました。
この段階でのレイヤー
一番上 線画
下塗り リボン
下塗り ポンチョ
下塗り 髪、ブラウス、スカート
下塗り 肌
一番下 背景(白)
二通りの塗り方を紹介します。
ひとつは下塗りしたレイヤーの透明部分を保護し
影やハイライトを塗り重ねる方法です。
緑丸のマークをクリックすれば透明部分が保護され
はみ出すことなく色を塗ることが出来ます。
もう一つは「クリッピングマスク」を使う方法です。
本塗りしたい部分のレイヤーの上に新しいレイヤーを作成し、リンクさせます。
メニューバーの「レイヤー」をクリックし、
「クリッピングマスクを作成」をクリック。
またはショートカットキー「control+G」(Macはリンゴマーク+G)で
クリッピングマスクが作成されます。
「クリッピングマスク」は上のレイヤーをいくら塗っても
リンクさせた下のレイヤーで色塗りした部分のみ表示されます。
え〜と・・意味がわかりませんよね^^;とにかくやってみてください(汗)
透明部分を保護するやり方の方がシンプルで良いと思うのですが
私はなぜか「クリッピングマスク」を使ってます。
・・・で、レイヤーを増やし過ぎて扱いきれなくなる・・と^^;
影を付けるとき、
大き目のブラシ、不透明度低目、モードは「乗算」に
設定して少しずつ塗り重ねてます。
赤枠内を見ていただければだいたいわかると思います。
もちろん必ずこの値というわけではありません。ご参考まで。
明るい色は不透明度を少し高くしてモードは「通常」で重ねます。
モードを「覆い焼き」にして重ねても面白い効果がでます。
全体を塗ってみて、気に入らない所を修正します。
色が気に入らない時は再びクリッピングマスクで塗り替えても良いし
少しの修正なら「色調補正」を使うと楽です。
この辺が一発勝負の苦手な私にとってデジタルのありがたいトコです^^
着物の「色相・彩度」を変えたモノです↓
→
絵がころころ変わってスイマセン^^;
背景は星野写真を加工したモノを使ってます。
人物の手前にも背景と同じレイヤーを不透明度低く目のオーバーレイで重ねました。
この段階でのレイヤー
一枚目 星空(モード:オーバーレイ)
二枚目 線画
四枚目以下 塗り
背景 星空
これ以上いじる必要はないのですが・・・
ムダに「フィルタ」や、レイヤー効果を使いまくると・・・
ムダにゴチャゴチャした絵になっちゃいました^^;
レイヤー
一枚目 雪(?)「フィルタ」「ぼかし」の「移動」をかけてます。
二枚目 星空(モード:オーバーレイ)
三枚目 線画(色を変更)
四枚目以下 塗り(ポンチョのモード:スクリーン)
背景 星空